区議会としての「賀詞奉呈」に反対しました。
6月27日に始まった第二回定例議会は、冒頭の本会議、5つの常任委員会、2つの特別委員会がすべて終了し、10日の最終本会議を残すのみとなった。
本会議は通例ではまず議員による一般質問が行われる。しかし今回は初日27日の一般質問に入る前に 議員提出議案として「天皇陛下御即位に当たり賀詞奉呈の件」が諮られた。品川区議会として天皇即位への賀詞を贈るという趣旨だ。賛成多数で可決となったが、品川・生活者ネットワークは反対をした。
天皇即位に対するお祝いの気持ちというのは極めて個人的なものであり、内心の自由に関わる問題である。また、区政に関する案件でもない。品川・生活者ネットワークとしては「議会としての賀詞」についてまで、区民からの付託は受けていないと判断した。
その他、本定例会にかけられた議案については、最終本会議終了後改めてご報告するが、この件については早めにご報告すべきと判断した。(よしだ・ゆみこ)