子ども若者応援フリースペースを見学しました。

子ども若者応援フリースペースは多世代交流施設「平塚橋ゆうゆうプラザ」の中にある。ゆうゆうプラザの入口で同僚の田中さやかと。

毎週月曜日(10:00~19:00)、平塚橋ゆうゆうプラザのコミュニティ室で開かれている「子ども若者応援スペース」を見学した。不登校や引きこもりなど様々な「生きづらさ」を抱えた若者の居場所として2016年5月に始まった区の委託事業で、運営は「子ども若者応援ネットワーク」が担っている。

スペースではトランプをしているグループ、卓球に興じる人など、皆、思い思いに過ごしている。もちろん一人でのんびり過ごすのもOKだ。常駐するスタッフは「さりげなさ」を心がけていると話してくれた。つながり

会場となっているコミュニティ室にはこんな立派なキッチンも。設備を活用して、時には簡単な食事の提供もある。

を求めて来ていても、なかなか輪に入れない子もいる。そんな時はさりげなく声を掛けて居場所を作るようにする。それ以外はなるべく口出しをせず、参加者を見守る姿勢を保っている。いつも参加している若者によれば「ここの特徴は明るいこと」だそう。参加者同士で年下の子を気遣う関係性もあり、私たちの目から見てもとても良い雰囲気だ。

こういう場所を必要とする若者はたくさんいる。今後の区の課題としては、参加の機会を増やすためにも複数の場所や曜日での開設を検討すべきだ。また、19時という終了時間は年少の利用者への配慮と理解するが、年長の利用者のためには延長を検討する余地があると思う。ゆうゆうプラザとしてのコミュニティ室の夜間利用時間は17:30~21:30だ。区は運営主体と協議しながら現状を検証し、その時間内での延長を検討すべきだ。