年頭にあたり、新年のご挨拶を申し上げます。


皆さま、明けましておめでとうございます。
年頭にあたり、一言ご挨拶申し上げます。

昨年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、食糧や燃料の価格高騰をもたらし、それまでのコロナ禍と相俟って、人々の日常生活の困難さに、さらに追い打ちをかけることになりました。それに加えて浮き彫りになったのは、どんな状況でも必要とされる医療・福祉・保育などの仕事の重要度と、その重要度に見合わない処遇の現状です。
品川・生活者ネットワークは、2017年に東京都が、保育士の処遇改善のための「キャリアアップ補助金」を予算計上して以降、基礎自治体がその補助金を適正に運用しているかを点検する視点で、保育の質の向上の一歩として、まず保育士の処遇改善を!と、品川区議会において求め続けてきました。今後も、保育士の処遇改善は求め続けていく所存ですが、保育に限らず人に関わる仕事すべてに同様の処遇改善政策が必要であることは明らかです。

また、生活者ネットワークが訴え続けてきたヤングケアラーへの支援は、これも品川区議会では、2017年に生活者ネットワークが初めて取り上げて以降、品川区では5年かかって、今年度ようやくわずかながらも予算がつきました。まだ不十分な施策ですが、品川区の政策にヤングケアラー支援の視点が導入されたのは大きな一歩です。国政レベルの課題でも、当事者の声をもとにまず自治体で、粘り強く働きかけるのが私たちの信条です。

本年も、この視点を持ち続けることを改めて胸に刻み、食・環境・福祉優先の政策をもって、田中さやか、いながき孝子と共に活動してまいります。
どうぞ、これまで以上に品川・生活者ネットワークと吉田ゆみこの政策に関心を持っていただき、ご意見をお寄せくださいますようお願い申し上げます。

また、今年は統一地方選の年でもあります。
品川・生活者ネットワークは、12月にみなさまにいただいた3議席、すなわち交渉会派という立場を死守すべく、統一地方選に臨む所存です。
そのためにも、私、吉田ゆみこは3期目に挑戦する決意であることをご報告申し上げて、今年の年頭のご挨拶とさせていただきます。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。 (よしだ・ゆみこ)