2月23日(木・祝)15時から『羽田新飛行ルート問題・議員と市民との共同街宣』を行いました

羽田新飛行ルート撤回を求める市民団体と区議会羽田議連の合同アピール活動でマイクを持つ吉田ゆみこ右隣が田中さやか、左隣がいながき孝子。大井町駅イトーヨーカドー前にて(2023.2.23)

 

2月23日(木)大井町駅頭で羽田議連と羽田新飛行ルート問題に取り組む市民団体の皆さんと連帯してアピール活動を実施した。
羽田議連とは、品川区議会議員有志で結成している、羽田新飛行ルート撤回を求める品川区議会議員連盟のことだ。
他の政策では意見が異なるものの、羽田新ルートに関しては一致して反対し、あくまで撤回を主張していこう!と、結束して活動をしている。
2月3日には、森澤区長に対して「羽田新飛行ルート撤回を国に求める」要望書提出も行った。

23日のアピール活動は、昨年夏に続き、3度目となる。参加した議員は品川・生活者ネットワークの田中さやか、いながき孝子、吉田ゆみこはもちろんのこと、立憲民主党、共産党、れいわ新撰組からも参加。
議員と市民の皆さんが交互にリレートークを展開した。

市民団体の皆さんのアピールは、羽田新ルートに反対する品川区民代表の秋田操さん、羽田問題解決プロジェクト代表大村究さん、品川区内町会の半数以上から白紙撤回陳情署名を集めた児童の放課後を守る会共同代表、環境問題から羽田新ルートは反対と訴えた羽田問題解決プロジェクト所属の渋谷区の女性、沢山の方に連帯してアピールしていただいた。

私からは、以下のようなアピールをさせていただいた。

品川区で生まれて育った私は、かつての品川区上空を飛行機が飛んでいた時代を知っている。本当にうるさかった。テレビの画面は乱れ、友だちとの電話は聞こえず…。
でも、あの頃は今ほど飛行機の便数はなかった。でも国は騒音被害を認めて海上ルートに変えたのだ。
現在の新ルートが計画された時、私は一応国交省に確認した。「(海上ルートに変更した)当時の問題点が解決したから陸上のルートに戻すのか?」と…。
国交省からの回答は「特に問題点は変わっていない」というものだったと記憶している。
だったら、なぜ都心上空を飛ばすのか?
今では、かつて品川区上空を飛行機が飛んでいたころとは比べ物にならないくらい、地上には住宅が密集している。超高層のビルも増えたので音の響き方がちがう。
一方で落下物はゼロにはできないことがわかっている。
やはり海上ルートの方が合理性は高いと確信している。
そして今では管制技術もあがり、海上ルートでも便数を増やすことは可能だということだ。
これからも議連の一員として、そして一品川区民としてしっかり、「羽田新ルート撤回」訴えていこうと思う。

皆さん、一緒に頑張りましょう!(よしだ・ゆみこ)

羽田新ルート撤回アピールを終えて参加された皆様と。(前列右が吉田ゆみこ)2023年2月23日大井町駅にて