品川区第二回定例議会開催のご案内
間もなく、今年の品川区の第二回定例議会が始まる。
今回提出される予定の議案は全部で32件。条例議案が7件、計約議案が8件、予算議案が1件、報告が16件だ。
日程は、7月6日と7日が本会議、10日と11日が常任委員会で、私は総務委員会にかけられる議案について審議を行う。田中さやかは区民委員会だ。
12日と13日は特別委員会で、私は13日に行われるオリンピック・パラリンピック推進特別委員会での審議に臨む。7月19日が最終本会議となる。
本議会では私は一般質問に立つ。質問内容は以下の通り。
1.次期障害者福祉計画策定に向けて、現施策の課題洗い出しと障害者総合支援法および障害者差別解消法により求められる自治体の責務実現について。
2.日常生活支援総合事業(品川区総合事業)における支え愛・ほっとステーションの機能充実について。
3、羽田増便計画についての国交省の説明に向き合う品川区の姿勢を問う。
の3項目で通告をしている。
1.については、今年品川区は次の障害者福祉計画の策定の年にあたっており、その時期を捉えて現在の品川区の障害者福祉政策の課題について質問をする。何とか少しでも障がい当事者の方たちの権利を保証する次期計画になるように主張を込めた質問を考えている。
2.については介護保険の利用までには至らない高齢者の方たちを支え合おうという地域のしくみについて質問をする。生活者ネットワークは市民が支え合う地域づくりを政策として掲げており、この制度の趣旨には共感するところだが、一方で地域のボランタリーなしくみを創り、且つそれを継続していくことの難しさは自分たちの活動の中で実感している。ボランタリーなしくみづくりと継続を行政として取り組む姿勢を問いたいと考えている。
3.は羽田の増便に伴う航路変更の問題だ。航路の下になる品川区民にとって、命と財産を脅かす問題であるにもかかわらず、品川区は「この問題はあくまで国の問題であり、品川区は国に対してより丁寧できめ細かい説明を区民に行うよう要請している」という姿勢に終始している。少なくとも基礎自治体である品川区は区民を守るためにも国と対峙する姿勢を示してほしいと考えて今回も質問をしたいと考えている。
質問は7月6日の5番目です。お時間の許す方は傍聴にお出かけください。他の議員の一般質問の内容についてはこちらをご覧ください。 (よしだ・ゆみこ)