「品川区民投票条例制定」のための「区民投票を成功させる会」の活動を全面的に応援しています!

10月25日夕刻、大崎駅南口で街頭署名を集める「区民投票を成功させる会」の受任者の皆さんの応援のため、マイクを持って道行く人に協力を呼び掛ける吉田ゆみこ(右端)。署名をするために足を止め、順番を待ってくださっている区民の皆さん。

「区民投票条例制定」の運動は市民自治の活動!
10月4日に始まった「品川区民投票条例制定」を品川区議会に請求するための署名集めの活動も折り返し点を迎えた。
品川・生活者ネットワークは「区民投票を成功させる会」の皆さんの活動を全面的に応援している。
すでにご承知のように、この区民投票条例は羽田新ルートに関するものだ。
国はこの新ルート計画を進めるのは地元の同意を前提とすると明言してきた。しかし、品川区民の意見は何も問われることはないまま昨年8月「地元の同意は得た」として計画は進められ、今年の3月末新ルートは強行実施されてしまった。
国も区も区民の意見を聞こうとしないのであれば、区民自らが区民投票を行い、賛否を明らかにしようではないかと「区民投票を成功させる会」が立ち上がった。

生活者ネットワークは「市民自治のまちづくり」を政策の大きな柱に据えており、「区民投票を成功させる会」の活動は、まさにこの政策に合致するものとして強く賛同し、運動が始まった当初より全面的に応援している。
残念ながら区議会議員は受任者(署名を集める係)にはなれないルールだ。しかし、受任者の方たちと一緒に駅頭に立ち署名を呼び掛けるなどの活動に参加させていただいている。

「品川区民投票条例制定」運動のおさらい
区民投票を実施するためにはまず条例を作る必要がある。その条例を「直接請求」という地方自治法74条にのっとった手続きにより、品川区に求めようというのが「品川区民投票条例制定」運動だ。
条例制定には区議会の議決が必要だ。地方自治法74条には、有権者の1/50の署名を集めると、区長に条例制定を請求することができるとある。区長は請求を受けたら20日以内に議会を招集して議会に諮らなければならない。品川区の有権者の1/50は約7000名。今はその7000名の署名を集めている真っ最中。あと2週間で一筆でも多くの署名を集めなければならない。

もっともっと多くの署名が必要!
議会を開くために必要な署名は7000筆だが、条例制定のためにはそれでは足りない。
なぜなら、区議会の過半数20人の議員が賛成しなければ条例は成立しないからだ。
実は現在はっきりと羽田新経路に反対し、条例制定にも賛成と明言している議員は20人に満たないのが現状だ。条例制定に賛成する議員を増やさなければならない。そのためにはもっともっと多くの署名が必要だ。「羽田新経路には反対しなくても、区民の意見を聞く条例は賛成」そういう議員を増やすためにはもっと多くの区民の声が必要だ。

今からでも受任者になって、一筆でも多くの署名を!
区民の皆さんの中にはすでに受任者(署名を集める係)になって署名を集めている方もたくさんおられるが、「協力したいけどどうしていいかわからない」という方もおられるはず。
この署名は「地方自治法にのっとった法定署名」なの受任者が直接署名を求める必要がある。どなたか受任者を探して署名の協力をしていただくこともできるが、ご自身が受任者になっていただくことも可能だ。
受任者には簡単な手続きでなることができる。受任者になっても街頭に立って署名を集めたりする必要はない。ご自身とご家族や親しい方の署名をお願いしてくださるだけで運動全体には大きな力になる。もちろん、受任者ご自身だけの署名でもOK!
受任者になる方法については、まずは品川・生活者ネットワークにご連絡を!!
TEL:5751‐7105 FAX:5751‐7106  E-MAIL:shinagawa@seikatsusha.net
(よしだ・ゆみこ)