連続講座 憲法学習会(第2回)を開催しました。

4月18日(土)大井町きゅりあんで、「みんなで学ぼう!憲法連続学習会(第2回)」を開催しました。

この連続学習会は、大田・目黒・品川の3つの生活者ネットワークが合同で「憲法を学ぶ実行委員会」を立ち上げ、企画しました。実行委員会の協議の結果、3回の連続講座としての実施を決め、この日が第2回でした。参加者は44人、会場はほぼ満席でした。

講師は法政大学法学部教授の金子匡良さん(専門は憲法・人権法・人権政策)です。

お話は「憲法を読んだことがありますか?憲法は何のためにあるかご存知ですか?」という問いから始まりました。この問いかけは、まさにこの憲法連続学習会の企画意図と重なるものでした。先の衆議院選挙で大勝した政権が「改憲」を目論んでいる状況を受けて、今、日本国憲法への関心が高まっています。憲法への関心の高まりはとても良いことなのですが「では、憲法を読んだことがありますか?」と問われると答えをためらう人が多いのではないでしょうか。「改憲か?護憲か?」を語る前に「まず、私たちが憲法をきちんと学びたい」という思いが、この学習会につながりました。

 

講座は「そもそも『憲法』とは、国家権力を制御するために立憲主義に基づいて定められた法のこと」と続き、さらに「『憲法をつくるのは国民』であり、そこに書かれるべき内容は・・・、」と続きます。深く考えるべき「難しい」内容なのに、一方で胸にすとんと落ちる「わかりやすい」お話でした。

最後に「立憲主義の危機に際して」として提示された「問われているのは、為政者の『非立憲的態度』だけなのか? 私たち自身が立憲主義を意識してきたのか? 私たち自身が、憲法を語り、憲法を活かしてきたのか? 意識されず、語られない憲法は、ただの『紙片』に過ぎない」という問いかけは、大変、胸に刺さる重いものでした。
第三回の講座は5月23日(土)14:00~16:30 目黒区緑が丘文化会館 本館201号室で行います。
講師は憲法改正手続き(中でも国民投票法)の研究者、南部義典さんです。

まだ、少しお席に余裕がありますので、お申し込みがまだの方は品川・生活者ネットワーク(tel:03-5751-7105 mail: shinagawa@seikatsusha.net)までお問い合わせください。(よしだ・ゆみこ)