地域防災は、福祉の視点と女性の参加で!ー吉田ゆみこの政策提案から(1)

2015年4月16日 21時05分 | カテゴリー: 活動報告

吉田ゆみこの政策提案から(1) 

新入学・新学期、新年度を迎え、街の風景が心なしか変わったように感じられるこの頃、私、吉田ゆみこの区政へのチャレンジの日も近づいてきました。このページにて、私、吉田ゆみこの区政への提案から、是非とも皆さんにお知らせし、ご意見をお寄せいただきたいテーマについて、記しておきたいと思います。

地域防災は、福祉の視点と女性の参加で!

3.11 東日本大震災以来、地震や災害への対応、備えへの関心が高まっています。聞くところによると、品川区民の関心事のひとつが「防災対策」であるとの報告もなされており、もちろん、品川区でも、主に首都圏直下型地震を想定した防災対策が継続して話し合われてきました。都市化の著しい23区部てあればなおさら、建造物の耐火・耐震化などハード面からみた減災対策は必須項目であると言え、生活者ネットワークはこのところ例年、市民参加の政策づくりの場「ネットの政策ゼミ」のテーマを「防災・減災のまちづくり」に絞って開催してきました。阪神淡路大震災を契機に「防災市民案」づくりを進めてきたもので、まず品川のまちの特性(造成前・埋立前の地形や地盤など)を念頭に実際にまちを歩いたり、アンケート調査や専門家を迎えての学習会などで構成。結果から、実際に市民が議会質問づくりにも関わり、ネットの議員が決定の場で提案するという形です。

とくに生活者ネットワークが着目してきたのは、阪神淡路大震災で隠されてきた避難所などでの女性の性被害や、東日本大震災で明らかになった妊婦や育児中の女性への配慮不足の課題、いざという時の避難所運営会議のあり方などについてです。避難所運営会議への女性の参画を促進し、女性委員を4 割は入れて日頃より発言できる体制を整えること、また、高齢者、障がいのある人への対応を重点に据えるなど災害弱者を生み出さない防災施策の必要性を提案してきました。

これら、市民提案は「(改訂版)品川区防災計画」に盛り込まれ、

◆避難所運営組織に女性や青年、子育て世代、福祉関係者など幅広い人材確保に努める、◆避難所運営の管理責任者に女性を配置する――などが明記されました。

また、2014 3 月、区長の諮問機関「男女共同参画のための品川区行動計画推進会議」は、2 年間の議論を経て「女性の力を生かした地域防災力の向上」について報告をまとめ、改めて

◆避難所連絡会議構成メンバーの3 割を女性に、

◆避難所連絡会議メンバーに対して、避難所における男女共同参画の事例紹介やセクハラ防止など、女性への配慮について理解を促す、

◆避難所運営マニュアルを対象の全戸に配布する――などを答申しました。

しかし、行政機関の対応は「女性の登用を働きかけていく」といった消極策の域を出ず、52 カ所に設置されている学校避難所連絡会議への女性の参加率も約2 割、充て職といわれる委員で構成される、先述の防災会議に至っては女性は1 人か2 人に留まっているのが現状です。

子どもも高齢者も、ハンディの有無にかかわらず、私たちはともに自治体を構成する市民、パートナーです。地域防災の鍵を握る福祉の視点の具体化と、減災のまちづくりへの生活者の参画、とりわけ女性の参画を可能とする環境整備を進め、いざという時の安心材料を増やし、被害を最小限に止めることが出来る災害に強いまちをつくりたいと考えています。ご意見をお寄せください。<よしだ・ゆみこ>