障がいがあっても暮らしやすい品川区にするために ~知的障がい者のグループホーム「なないろ小山」を見学に行きました~

定期で駅頭遊説をおこなっています(8月7日大井町イトーヨーカドー前)

小山7丁目に新しくできた知的障がい者のグループホーム「なないろ小山」を見学する機会があり、参加させていただきました。

閑静な住宅街に、周囲に溶け込んだ「なないろ小山」が私たちを出迎えてくれました。外見だけでなく、最初に通された食堂も、個室も落ち着いた感じで「施設」ではなく、これから入居される皆さんの「おうち」らしいしつらえになっていました。1階は男性、2階は女性、それぞれ5人が入居できます。各階にあるトイレや浴室も見学させていただきましたが、重度の障がいがある方への配慮もされていると感じました。

区の施設で、運営は社会福祉法人「げんき」が担います。見学の後は質疑の時間もあり、参加者それぞれが思い思いの質問もしました。品川区には障がい者のグループホーム自体が、他区に比べて少ないのですが、中でも重度の障がい者が入居できるグループホームが少ないという現状があります。

質問の時間には私も含めて何人かが、重度の方の受け入れについて質問をしましたが、お答えはあくまで「区からは重度の方の入居を求められているが、入居者同士やスタッフとの相性もあるので、面接をしてみないと・・・。」という曖昧なもので終始したのが残念でした。

この施設は「品川区の土地を無償で提供されて作られた施設」です。運営は社会福祉法人(つまり民間事業者の運営)であったとしても、区の土地を使っているわけですから、入居者の選考に当たっては、もっと区が積極的に関与し「重度障がい者の受け入れ」を求めるべきと考えます。

「入居者同士やスタッフとの相性」が良いことは運営上確かに必要でしょう。しかし、それは入居者にのみ求められることではなく、当然、スタッフや事業者にも求められることと考えます。それでこそ「運営」ではないでしょうか?現在の障害者差別解消法の趣旨にのっとれば、入居者同士もしくは入居者と支援者の相性が合わないというのであれば、合わせるように努力をすることこそが運営事業者側の合理的配慮であると考えます。

この見学がきっかけとなって、6月に行われた品川区議会第二回定例会での吉田ゆみこの一般質問のひとつ「区長の7つの重点政策の中から、障がい者向けグループホーム100名分整備の達成度について」につながりました。この質問については、品川区議会のホームページからご覧いただけます。ぜひご覧ください。 (よしだ ゆみこ)

第2回定例議会議事録はこちらから 
吉田ゆみこの質問は33ページからです。当該の質問は35ページ中段から、答弁は37ページ○崎村障害者施策推進担当部長になります。
なお再質問を行い崎村部長より答弁を得ています。