吉田ゆみこは実現します。その3，〜羽田新ルート計画は撤回！〜

羽田新飛行ルート反対の決議に賛成起立する吉田ゆみこと田中さやか（前列中央2019.3.26）

生活者ネットワークは「まちづくりは経済最優先ではなく，地域の人々の福祉と安心を第一に！」と主張している。
この考え方に真っ向から反しているのが羽田新ルート計画だ。生活者ネットワークはこの計画発表当初よりこの計画に反対し，品川区に対して，そして区議会の中で「品川区として区議会として、国土交通省に対してこの新ルート計画は容認できない」と明言すべきと主張してきた。

品川区は「この問題はあくまで国の、国土交通省の問題」としており、区として自ら区民の福祉と安心を守るという姿勢がないのが現状だ。
それでも区民の皆様の憤りの声や不安の声が届いた結果、昨年末になってようやく国に対して「国土交通省が昨年夏に示した落下物対策の実証性の担保を示すよう」求めたという報告があった。弱い表現ではあるが一定この新ルート計画への区民の不安を公式に発言せざるを得なくなったということであり、区民の皆様の粘り強い反対運動の成果と評価している。

区議会としても第一回定例会の最終本会議で「羽田新ルート計画は容認できない」という内容の決議を採択することができた。
国もこの計画は「地元の理解が前提」としている。今後は区としてこの決議をきちんと東京都と国に対して報告させることによって「この新ルート計画は地元の理解は得られていない」ということを公の事実として明らかにすることが重要と考えている。
この問題も次期任期の重要課題としてしっかり取り組んでいきたい。（よしだ・ゆみこ〕